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磯辺にぎわいマルシェとは

なぜ磯辺公園でマルシェ?

そう思った方も多いと思います。

「高齢化の進んだ磯辺地域で、世代を超えた繋がりを作りたい!」
そう思ったのが、磯辺公園でマルシェを開催することになったきっかけです。

磯辺1丁目は約50年前に埋め立てが終わり、住民の入居が始まりました。
その頃30代、40代だった人が移り住んできて、今はその世代が高齢化し70代、80代になってきています。
私自身、磯辺1丁目が住宅地として整備されて直ぐ、第一期の入居者です。
働き盛りの40代だった父は、90歳を超えました。
一方で、小学校が目の前にあり、近隣に高層マンションが建設され、若い世代が移り住んできました。

若い世代と高齢者世代、同じ街に住んでいても、なかなか交流の場はありません。
数少ない交流の場は、年に1回、磯辺公園で開催される夏祭りでした。

しかし、新型コロナウイルスを機に、人と人との繋がりが今まで以上に希薄になりました。
年に1回の夏祭りは中止になり、様々な住民イベントも中止が相次ぎました。
今までよりもっと、世代を超えた交流が難しくなってしまったのです。

高齢化率35%の磯辺で何か出来ないか。
誰もがフラッと足を運んで会話を楽しむ、そんな場所を作れないか。
そう考えたときに、磯辺公園の活用を思いつきました。

磯辺公園は、朝はお散歩をするご高齢の方、犬の散歩をされる方でにぎわいます。
昼間はグラウンドゴルフを楽しむご高齢者たち。
夕方には小学生の笑い声が響き、犬の散歩仲間が立ち話をしています。

せっかく磯辺公園という場所があるのだから、世代交流の場に出来ないだろうか。
ここでマルシェを開催することで、ご高齢者と若い世代が顔を合わせ、話ができる場所にならないだろうか。

磯辺にぎわいマルシェは、世代交流・地域活性化を第一の目的としています。

マルシェを通して知り合った方たちが、世代を超えてレジャーシート広げて楽しんでいただける、そんな場にしたいと思っています。

私たち、磯辺にぎわいマルシェ実行委員が目指すのは、昭和の下町です。
住民みんなが顔見知りで、お砂糖やお味噌の貸し借りをするような、ほっこり暖かい街にしたい。
小さなお子様でおじいちゃん・おばあちゃんは遠くに住んでいるけれど、磯辺公園に来れば、磯辺のおじいちゃん・おばあちゃんにあえるとか。。。
子育ての悩みを抱えたパパ・ママが、人生の先輩であるご年配の方たちに気軽に相談できる!とか。。。

磯辺にぎわいマルシェが、そんな繋がりが広がるための架け橋となれば嬉しいです。
そして、磯辺にぎわいマルシェが、50回・100回と繋がっていけば、本当に嬉しいです。

ここに住んでいるからこそ、住民同士力を合わせて、地域を盛り上げていきたい、そう思っています。